カンジダ症の治療薬としては、皮膚に直接塗布する軟膏タイプと、膣に直接薬を入れる膣錠が有名ですが、中には経口タイプの治療薬も存在します。
それがジフルカンという薬です。
塗布するタイプだと、薬を塗れる場所探しから始まりますが、経口タイプのお薬なら、その場で水と一緒に服用するだけで済みます。
外出先や職場で薬を使用するにはもってこいのお薬です。
これから、ジフルカンについて詳しくまとめていきます。

ジフルカンとは日本のファイザー株式会社が販売するフルコナゾールを有効成分とする経口の治療剤で、この適応症の治療(カンジダ属に起因する膣炎及び外陰膣炎)の治療において、内服薬としては日本で初めて製造販売される薬です。

フルコナゾール(ジフルカン)はアゾール系の抗真菌薬で、細胞膜の生合成を阻害することで真菌を殺菌します。
カンジダおよびクリプトコッカスに強い抗菌力を示します。
また、消化器真菌症や呼吸器真菌症などの内臓真菌症にも用いられています。
非常に強力な薬というわけではないですが、副作用が少ない薬です。

ジェネリック医薬品では、ジフルカンやフォルカンが有名です。
こちらもフルコナゾール同様に、カンジダの治療や深在性真菌症に用いられます。

副作用についてですが、発症する確率は低いですが、まれに、吐き気や腹痛、下痢、発疹などがみられます。
重い副作用としては頻度的にはほとんどありませんが、ショックや皮膚障害、血液障害、肝障害などが報告されています。
異変があればすぐに医療機関を受診してください。

日本では、治療が必要な患者の約4割が治療せずに我慢しているのが現状です。
特に、カンジダ症においては、従来の膣錠や塗布剤を継続しなければ治療に至らない状態であり、患者の負担の一因となっていました。

今回、ご紹介したジフルカンは、従来の局所投与剤に比べて簡単に治療を行うことができ、患者の負担を減らすとともに、指示に従って正しく服用することができ、吐き気などの副作用も少ないので、新たな治療選択肢の一つになると期待されている薬です。

フォルカンというジェネリック医薬品なら安価!

フォルカンとは、カンジダの治療に高い効果を発揮するジェネリック医薬品で、フォルカンの成分であるフルコナゾールは、カンジダ症やクリプトコッカス症の治療に効果的です。
フォルカンは飲むタイプの抗真菌薬で、腸内から血中に取り込まれることで全身に行き渡ります。
そのため、皮膚など、身体の表面におこるものだけでなく、中枢神経、臓器といった深在性の真菌にも有効に作用します。

フォルカンは比較的副作用が少ないことで有名です。
その中でも、副作用と認められているものとして、下痢・むかつき・しゃっくり・発熱・発疹などがありますが、副作用を経験した方は臨床試験に参加した被験者の1パーセント以下という結果が出ていますので、副作用はほぼ出ないと考えても問題はないと言えます。

しかし、有効成分であるフルコナゾールに過敏症がある方は、重篤化する危険性がありますので、医師に相談した上で服用するようにしてください。
何らかの違和感を感じた場合は、必ず医療機関で診察を受けるようにしましょう。

「ジェネリック医薬品」と聞くと、値段の安さゆえに効果や安全面など不安を持つことがありますが、心配ありません。
「ジェネリック医薬品」とは、後発医薬品のことで、ある医薬品メーカーが開発した先発医薬品(新薬)の特許期間満了後に、別の医薬品メーカーが同じ有効成分と製法によって製造する薬のことです。

そのため、既に安全性が確認され、使用され続けている薬なので、安心して服用をすることができます。
そして、後発医薬品は開発の期間や経費が少なくすむため、薬価が安くなっているのです。

安全性が認められており、同じ成分と製法で作られたジェネリック医薬品ならば、安心して服用することができるので、医療費の削減と、患者の自己負担額の軽減を目指して、国もジェネリック医薬品を推奨しています。